SPI REPORT

MPA(Media Performance Assessment)
メディア・パフォーマンス・アセスメント

メディアおよび広告代理店のパフォーマンスを評価することで、広告業界における広告主のポジションを明らかにし、メディア取引の環境改善をサポートします。

TVスポット購入監査[TV Audit]

限られたマーケティング予算の中で求められるのは、ターゲットコミュニケーション効率の最適化です。投資額の大きいTVスポットキャンペーンを徹底的に検証し、「世帯達成率」、「ターゲット含有率」、「コスト水準」の改善をコンサルティングします。

TVスポットGRP達成率向上に向けて

クライアントの課題

TVスポットキャンペーンは、なぜ発注GRPを確保できないのか?効率性の妥当性検証なども含め、改善のポイントはどこにあるのか

分析視点と手法・アプローチ

欧米では一般的な「メディア購入監査」業務は、国内ではまだ馴染みが薄く、日本の商慣習やメディア事情に合わせた手法確立が必要とされていた。SPIでは設立以来、本課題への取り組みを続け、詳細な分析アプローチ、市場の価格ベンチマーク(SPIインデックス)などを用いた、スポット達成率改善のコンサルテーションを実現している。

分析結果とご提案

多くの企業に対して、継続的に本業務を提供することにより、概算としてターゲットコスト効率で5~10%、世帯達成率も5%程度の改善が可能となっている。本コンサルテーションのポイントは、事後監査によるアクションポイントの明確化だけでなく、購入時からオンエア時までのさまざまなサポート業務、また広告主および広告会社との協力体制の確立ということが挙げられる。

雑誌広告挿入位置評価

自社広告と競合社広告との掲載位置関係を明らかにすることにより、掲載位置改善に向けた有力な交渉材料を提供します。

輸送機器メーカーF社における事例

クライアントの課題

雑誌内の広告出稿で、自社ブランドの広告ポジションは正当な扱いを受けているであろうか?出稿金額などの観点も踏まえて視点を欲しい

分析視点と手法・アプローチ

各種広告効果分析において、雑誌の前方ページに掲出された広告のほうが、注目率などの観点などで効果が期待できる(後方頁での露出よりも)ことが確認されている。例えば同額の4色1ページの広告費を支払っているのであれば、できうる限り「前付け」で広告露出されることが望ましい。SPIでは妥当な交渉点を見出すその評価手法と判断指標を設定した。

分析結果とご提案

継続的に本スキームを運用することにより、広告出稿ポジショニング確認と、具体的な改善ポイントのフィードバックのPDCAサイクルが確立し、クライアントおよび広告会社への適切なアドバイスが可能になった。この結果、多くの雑誌において、広告掲出位置の改善が実現し、広告価値が高まったと判断されている。また指標のひとつは、活動KPIとなっている。



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