SPI REPORT
概要
ビジネスの中長期的成長に必要なブランドの持続的強化を実現するには、コミュニケーション・ターゲットをより深く理解し、より効果的なコミュニケーション施策を構築する必要があります。
その為には、ターゲットのライフスタイルやメディア接触だけに留まらず、生まれ育った時代背景や環境、そこから醸成される価値観までを把握しないことには充分とは言えません。
エスピーアイでは、弊社サービスカテゴリー6Mの一つであるMCP (Marketing Communication Planning) に属するコミュニケーション戦略立案プロセス’Symphony’において、客観的データと深い洞察に基づくターゲット分析フレームワークを構築しています。
ユニークなアウトプット/フレームワークを活用し、ターゲットの特徴を「見える化」することで、より深く、より現実的なターゲット像を炙り出します。また、メディア・コミュニケーション戦略に直結させることで、戦略的意思決定を可能にします。
実施アウトプット例
(1) 2次データからの知見抽出
オープンデータを駆使し、収入や趣味、購買意識やメディア接触など、ターゲットを特徴付ける要素を網羅的に抽出します。
(2) 年表
ターゲットとなる性年齢層がどのような時代背景の中、人生を歩んできたのかを理解することにより、ターゲット・グループが持つ特徴をより現実的に把握します。
(3) 履歴書
(1)と(2)から得た知見を包括的に捉える為、典型的なターゲット像を履歴書に落とし込みます。
(4) 生活統計
ある特定の時間帯において、どんな精神状況下でメディアに接しているのかを洞察することにより、具体的なメディア戦略に落とし込みます。
このようなアウトプットから現実的且つ具体的な知見を導出することにより、効果的なコミュニケーション戦略・メディア戦略の立案が可能になります。新たにコストが発生する調査を行わなくとも、一般的なデータや情報を網羅的に捕らえることで、陥りやすいターゲットの偶像化を回避することができます。
また、フォーマットの活用により、ブランド別・時系列での管理及び比較・検証が可能になり、一貫性を持ったコミュニケーション戦略の立案への一助となると考えられます。
文責:エスピーアイ
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