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テレビスポットCM単価“SPIINDEX”の推移と今後の予測
エスピーアイミニコラム:CCS‐第2弾<設問項目>

【Ⅰ】テレビスポットCM単価“SPIINDEX”の推移と今後の予測

1. 2012年8月までの短期予測(対前年同時期%)

2012年8月は、2011年8月とほぼ同程度の実績CM単価となると推測される。

2. 2012年2月までの結果(対前年同時期%)

2012年2月のGRP単価は前年同月に対し、東阪名平均で約6%値下がりとなった。
スポット売上は2011年も対前年で大幅に伸びた為2012年はそれを上回る程では無く、しかしTV視聴率好調により総GRPが上昇した為、結果として実績GRPベースでの単価は値下がりとなった。
局別では売上・単価推移ともに大きなバラツキが見られた。

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【Ⅱ】SPIミニコラム

弊社アナリストによる「SPIミニコラム」、第5回目となります。
新シリーズ「CCS」第2弾は、「CCSの設問項目」です。

<CCSの設問項目>
CCSとは、Consumer Connection Studyの略で、弊社エスピーアイが保有する「独自の消費者中心のシングルソース調査」です。
前回簡単な定義/サンプル数等をお伝えしましたが、今回は具体的にどんな設問項目があるのか、一部ですがご紹介したいと思いますので下記をご覧下さい。

2011年調査 質問項目概要(一部抜粋)

*ターゲットセグメンテーションに関する項目

  • 性別、年齢、所在地(47都道府県別)
  • 職業/雇用状況、働いている業界
  • 家族形態、子供の人数
  • 学歴
  • 世帯年収
  • 商品・広告・ブランドに関する考え方(健康に良い商品を買うようにしている、等)
  • 商品購入の際の判断基準
  • 価値観(自分はスタイリッシュな人間だと思う、等)
  • 普段行っているスポーツ

*メディアに関する項目
  • テレビ・ラジオ・インターネット・雑誌・新聞等について、一日当たりどれくらい接触しているか
  • どのデバイスからインターネットに接続しているか
  • どの商品に関する広告をいつもチェックしているか
  • どのTV番組/チャンネル/ジャンルをよく視聴するか
  • どの新聞をよく読むか、どんな新聞記事をよく見るか
  • どの雑誌をよく読むか、どんな雑誌内容をよく見るか
  • どのラジオ番組/チャンネル/ジャンルをよく視聴するか
  • インターネットで取得する情報は何か
  • インターネットサイトで普段アクセスするサイトはどこか
  • スマートフォンを使用しているか
  • 携帯電話を何の為に使っているか


これらの情報を組み合わせる事によって、
“誰がターゲットなのか”
“ターゲットにはどのようなメディアを使いコミュニケーションしていけば良いのか”
という課題が明確になり、且つコミュニケーション戦略最適化への一助となるでしょう。

次回はCCSを実際に使用してみたいと思っています。

文責:小久江士郎(シニアコンサルタント)

より詳細な情報をお求めの方は、spiindex@spi-consultants.netまでご連絡下さい。

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